先日読者の方と
スカイプコンサルをしていた際、
「具体的にどういうビジネスを
実践していくのが最善か?」
についてお話をしていたのですが、
その方からポロっと、
今の仕事が本当にツラくて、
ストレスフルなんです。
本当はしばらく何もしたくないです…
という一言が出たんです。
私はかつて会社員を数十年やっており、
IT・システムエンジニア系の職種で
長時間労働でした。
結果的に手術が必要な病に倒れたので、
この方の一言で「はっ!」と息をのみました。
当たり前だけど「身体が資本」
会社員をやりながら副業を実践する
のは結構な事なのですが、
何をするにも健康が一番。
健康でない状態で更に負担を増やしても、
本業と一緒に共倒れてしまっては本末転倒です。
前述の方のように、精神的に
追い込まれてしまっている状態の場合は、
- 環境を変えられないか?
- 思い切って休めないか?
を先に検討した方が良いです。
別にいきなり転職をしなくても、
担当替えを上司や人事に相談してもいいし、
有休を取りたい旨、伝えても良いでしょう。
忙しすぎる時ほど、
強いストレスで追い込まれている時ほど、
視野は狭くなってしまうもの。
「担当替えなんてできない」
「休みなんか取れる訳ない」
真面目で責任感のある方ほど、
そんな状態になってしまいやすい
かもしれませんね。
でもそれは、思い込みかもしれませんよ。
一度、自分自身を少しでも
楽にしてあげられないか?
考えてみてください。
20代の頃に出来た「無理」は、
年齢を重ねるごとに文字通りの
「無理」になっていきます。
私は役職が上がっていくたびに、
忙しい事にプラスして職責が重くなり、
こんな状態になっていました(涙)。
休日は、平日のために「何もしたくない」
私は体力がある方ではないため、
会社員時代は休日に遊んでしまうと
平日の仕事でスタミナ切れしてしまうんです。
なので休日はずっと横になって、
体力温存していました。
いま振り返っても、ちょっと怖いですね。
自分は何のために生きているのか?
虚無感も酷かったです。
今回のメールで、
「何もしたくない…」という状態に
なっている方に私がお伝えしたいのは、
「あなたの『感覚』に気づいてほしい」
ということです。
「何もしたくない…」
「ずっと寝ていたい…」
そんな事を思うようになってしまう
大きな原因というのは、
- あまりにも忙しすぎたり
- あまりにも大きなストレスを受けていたり
- あまりにも職責を大きく感じていたり
といったことで
自分の「感覚」を無視して日々を生きてしまう
ためです。
もっと分かりやすく言えば、
日常に嫌な事が多すぎることで、
「何も感じたくない!」
と身体が「感覚」を遮断してしまう、
ということ。
感覚を遮断するので、
「楽しいと思える事」や「やりがい」と
いった事が感じられなくなります。
そういったポジティブな感覚が
麻痺してしまうので、
あなたの趣味や好きなことまで
感じなくなってしまう、
大変恐ろしい状態です。
その結果、「何もしたくない」
「ずっと寝ていたい」になって
しまうんですね。
だからこそ、小さなことでも良いので
自分の「感覚」を注視する
ことに意識を向けると、
「何もしたくない」状態から
回復しやすくなります。
ずっと寝てるよりも、
○○をしたいな…!
そんなメンタルに変わってきます。
本当に小さなことでも良いんですよ。
- あのお菓子を食べたいな
- これって面白そう
- そういやあれをやってみたかった
そんな「感覚」をぜひ、
大事にしてみてください。
私の場合は、
- 「うまい棒たらこ味」を限界まで食べたい
- 自走する乗馬をしてみたい
- 学生時代の仲間とバンドをして、オリジナル曲でライブをしたい
- アマゾンプライムで気になる映画をトコトン観たい
- 気になっていたPS4のゲームを最後までやり切りたい
うーん、下らない事ばかりですが(笑)、
こんな事を仕事より優先できないか?
と考えていたら、
仕事をしながら自分の趣味や
楽しみも存分にできる
そんな環境を手に入れられました。