読者の方から、

パソコン

情報発信を実践しようにも、
何をするにしても自分は

『誰かのパクリ』

の知識しかありません。
パクリにならない情報発信って
どうすれば良いのでしょうか?

というお問い合わせを頂きました。
ありがとうございます。

確かに私も、最初の頃は
その点を悩んでいました。

今回はそんな、

『情報発信における「パクリの境界線」とは?』

について解説しようと思います。

「パクリの境界線」をヒトコトで言うと、

自分にインプットした知識を、

「自分のものにできたかどうか」

だと思っています。

この「自分のもの」にできるかどうかって、
実は人生のあらゆるものがそうだなぁ…
と最近強く感じます。

自己啓発書とかビジネス書、
ネットビジネスの高額塾でも

悪い人

「とにかくアウトプット!」

「インプット1、アウトプット9しろ!」

なんてことがよく言われますね。

これは、

インプットで終わらせず、
アプトプットすることで初めて
「自分のもの」にできるから、

なんです。

で、ときどき、

こんなイヤミなヤツが邪魔

をします。例えば…

自分が紹介した美味しい店を、
教えた相手が更に他の人に
教えているのを見ると
不機嫌になるヤツ。

ちょっとしたコツ・アイデア、
雑学を話している人を見ると

「どうせTVか本でかじった知識だろ?」

ヘラつくヤツ。

こういう人間の考え方は
ただただ「勿体ない」と思いますし、

こんなヤツらの態度が
アウトプットのハードルを必要以上に高く
感じさせる要因になっている気がします。

私たちは毎日を過ごすなかで

「常にインプットとアウトプットを
 繰り返し生活している」

のですよ。

実際にいま、私が書いている文章も

どこかで誰かが言っていたこと

かもしれないし、
何かに書いてあったことかも
しれません。

しかしこれらが「他の誰か・何か」から
得た知識や気づきであったとしても、
既に私の中に「自分のもの」になって
いるんです。

なので何の問題も無いんですね。

「パクリ」ではなく、
私のオリジナルの主張です。

この「アウトプット」という行為は、
「行動をする」と言い換えても良い
かもしれません。

いくら大量のビジネス書を読んでも、
独りビジネスで稼ぐテクニックを
覚えたとしても、

「自分のもの」として咀嚼(そしゃく)し、
何かしかの役に立てられないと無意味です。

一方で、たった一言の言葉
たった1行の文章で立ち上がり、
行動を起こしてしまう事だってあります。

アウトプットをする最も簡単な方法は、

「話す事」です。

親しい友達や兄弟、パートナーに
話すのも良いですし、

もし話す相手が居ない場合は、
PCやスマホの録音アプリで
話してみましょう。

その際のコツは、
自分の意見や感想、価値観といった
「主観」を入れる事です。

あなたは、誰かに聞いた情報は
「その人のもの」だと思っている
かもしれません。

また、書籍に記載されている話は
「誰か他の人の話」だと思っている
かもしれません。

でもあなたはその情報や話を聞いて、
自分の中で共感したり、感心したり、
興味を持ったり、反論があったり
するはずです。

そんなあなたの「主観」があれば
それはもうあなたのコンテンツ
すぐ情報発信してください(笑)。

また、あなたが「それは違う!」と
感じた情報の扱いに困ることもあるでしょう。

でも、否定や反対意見を発信するのも
決して悪い事じゃないんです。

心の声

○○という話を最近良く聞きますが、
自分はそう思わない。何故なら…

といったあなたの主観を
そのまま話せばいいんですよ。

まとめ

アウトプットをする、とは

「得た情報・知識・気づきを
 あなたはどう感じて、
 どう活かすか?」

という行動に他なりません。

書籍を購入し読んだ挙句、

「全く自分と立場が違う!
 何なのコレ!?」

となったからといって、
情報発信の何の役にも立たない、
なんてことは
もはやあり得ないですよね。

なぜならば、
その書籍を読んだ人が100人いても
読んだ人の立場や価値観が違えば
受け止める事や人生で活かせる機会は
全く異なるものになるからです。

そこであなたの主観を入れたら。

あなた自身の立ち位置から、
あなたの立場で情報発信できます。

あなたが得た知識は、
あなたの都合の良いように
料理してしまって良いのです。

その時点でパクリではなく、
あなたオリジナルのコンテンツです。

「どこかの他人の話」や
「何かに書いてあったこと」を

「自分のもの・自分の話にできる」

ようになってしまえば…?

パクリではないオリジナルな
コンテンツが無限に作れますね、

おめでとうございます(笑)。